宅建試験の攻略法

科目別攻略法(総論その1)   宅建のテキストを購入すると、だいたい「権利関係」から始まっていると思います。

 順番は、 @ 権利関係 A 法令制限 B 宅建業法 C その他 D 税法

になっているのが、多いのではないでしょうか?(AとB、CとDが入れ替わっているものはあります。)  宅建のテキストで、「権利関係」がページの一番最初に来ているのは、次の2つの理由によります。 (1)「権利関係」のうち民法が、他の特別法(宅建業法など)の一般法となっているから。つまり、民法が他の法律の基礎となっているため、民法を知らないと他の法律の理解が困難な場合がある。 (2)宅建本試験の出題の順番が、権利関係からなので、それに合わせている。 では、皆さんが宅建試験の勉強を始める場合には、「権利関係」から勉強を始めるのが得 策なのでしょうか?これは、メリットとデメリットに分けて考えていく必要があります。 <「権利関係」から勉強を始めるメリット>  たとえば宅建業法の「免許の基準」に出てくる未成年者や成年被後見人などは、「権利 関係」を知らなければ、なかなか理解できない。37条書面に出てくる「瑕疵担保責任」 や「危険負担」なども、「権利関係」を知らなければ理解が難しい。  つまり、「権利関係」を最初に勉強することにより、その後の勉強の理解が進みやすい。
 また、「権利関係」は理解が必要な理屈なので、短時間の勉強に不向き。比較的、時間 のある最初の頃にやっていたほうが、「権利関係」の得点に結びつきやすい。 <「権利関係」から勉強を始めるデメリット>  ボリュームが多くて、勉強時間が非常にかかる割に得点に結びつきにくい。「権利関係」 から勉強を始めると、時間が足りなくなる可能性がある。
 「権利関係」が難しいので、勉強がいやになる可能性もある。逆に、「権利関係」の面白さに嵌ってしまい、勉強が先に進まなくなる可能性もある。

6ヵ月の勉強期間

 それでは、6ヵ月の勉強期間があって、「宅建業法」から勉強を始める場合を考えてみましょう。  6ヵ月は、最初の3ヵ月と、後の3ヵ月の2つに分けます。  そして、最初の3ヵ月は、インプット(知識の吸収)にあて、後の3ヵ月をアウトプットにあてます。

「インプットでやるべきこと」  テキストの勉強は、 @ 宅建業法   ↓ A 法令制限 ↓ B 権利関係 ↓ C その他 ↓ D 税法

の順番で勉強を進めてください。 ときどきある質問で、「権利関係」と「宅建業法」を少しづつ平行して勉強していく方法は、いかがですか?というものがありますが、初心者ですと混乱の元になりますので、「権利関係」は「権利関係」、「宅建業法」は「宅建業法」できちんと勉強を終わらせたほうが良いと思います。自分のペースで頑張ってやってください。それが一番よいと思います。

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