
日本で矢沢永吉が成り上がりという本を出して話題になってから久しいのですが、その矢沢永吉に少なからず影響を及ぼしたのがイギリスのロックバンド、ビートルズです。
桑田圭介も井上陽水も吉田拓郎だって今、日本のポピュラー音楽の世界で大物といわれているような年齢の人でビートルズの影響を受けなかった人は皆無といて差しさわりはないと思います。元々はイギリスの港町リパプール出身の4人組のロックバンドです。彼らは4人とも貧しい家庭の出身です。
バンドを結成したもののイギリスでは仕事もなく、ドイツのハンブルグの小さなクラブで演奏していました。彼らの評判は<ドイツ人にしては英語がうまい>というものでした。彼らの英語はあまりにもナマリがひどくて母国では受け入れられなかったのです。ハンブルグでも結局は失敗してバックバンドなどをしながら生計をつないでいたのですが1962年“ラブミドウー”でデビューするや否やヒット曲を連発して1965年には外貨獲得の功績で英国王室から勲章を受けるまでになりました。
貧しい家庭で育って髪の毛を伸ばした不良だと思われていた若者達が女王陛下から勲章を受取る写真は世界中に衝撃を与えました。今では当たり前になったロングヘアーは彼らが最初でした。彼らの曲が世界中で大ヒットする大きな要因はその歌詞に使われた英語がとても簡単だったということです。世界中の人が歌詞に意味をすぐ理解できたのです。
今では彼らが発表した曲はニュースタンダードと呼ばれ日本でも何曲かは小学校の音楽の教科書に載りました。勲章を受けてから46年たった今でもベストアルバムが発売されると10万円以上するにもかかわらずすぐ売り切れてしまいます。