
FXはForeign eXchange(外国為替)の略語です。正式には外国為替証拠金取引といいます。仲介業者に証拠金を委託して外国通貨の売買をし、買価と売価の利ザヤを利益とします。当然逆ザヤになることもあります。利ザヤとは差益、逆ザヤとは差損の事です。
決済は差損益のみで行われます。通常外貨建ての商品は買いが先行するのですがFX取引の場合は売りが先行することも可能です。FX取引では、レバレッジ(信用取引)制度を使って証拠金以上の売買が可能です。レバレッジの倍率が起きくなるほど、ハイリスクハイリターンとなります。非常に高度な為替の知識と国際経済に対する情報が必要になる投資です。
実際の運用にはストップロス(逆指値)や自動ロスカットなどといわれる損切りのシステムを導入して損失を最小限にとどめる構造になってはおりますが、レバレッジの倍率が大きいと、いとも簡単に自己資金以上の損失を出してしまうことになります。
特に自動ロスカットを適用されると一瞬にして損失が確定してしまうので、大金を投資している人は一時も為替から目を離せなくなります。外国為替は経済情勢の変化だけではなく、大災害や大規模テロなど変動要素が多岐多様であり、また、値動きが早く、大企業の専門家でも損失を出さないということ自体あり得ません。
大企業などは資金力を生かして、その損失を取り返すことができるのですが、個人投資家ではそうもいきません。このような実情を受け、「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」の施行にともない、平成23年8月1日よりFXのレバレッジは、最大25倍までと規制されました。