
看護師は以前は看護婦と呼ばれていました。女性固有の職業だったのですが、現在は男性看護師も増えてきています。割合は男性が5%程度で男性の方が職場が限られています。どちらかというと女性中心の職場です。
以前は医師のアシスタント的に見られがちでしたが、最近は医師とははっきりと違うラインの仕事として主体性のある組織運営がなされています。看護師になるには、高校の衛生看護科を卒業して看護学校または短期大学2年卒業後看護師国家試験を合格する方法と、普通高校を卒業後看護学校3年、または大学の看護学部を4年で卒業して同じく国家試験を受けます。
最近は大学院を出て看護師になる人もありますが、どのような学歴であれ国家試験に合格しなければ看護師にはなれません。病院や医院、診療所に勤務します。病院勤務の場合は夜勤もあり不規則勤務です。
そのため、結婚、出産とともに離職する人が非常に多いのです。また、若くして人の死と直面するのでストレスは激しく、そういう意味でも離職率の高い職業です。非常に適性が問われる仕事で緊急時の判断力や日常業務に対する注意力が要求されます。収入は25歳で年収400万円ぐらいですからサラリーマンよりも若干高いのです。
慢性的に人手不足状態なのでほぼ全員就職できます。離職率が高い一方で、継続して働く人は60歳を過ぎても現役で働いている人が多数います。最近は看護師にも専門化が進み専任看護師や専門看護師など就職後も継続して勉強を続けて上級資格を目指す人が多いのもこの職業の特徴です。