
生まれたばかりのヒナの雌雄を判別する仕事です。鶏やアヒルなどのヒナはメスは卵を産むために飼育しオスは食用にするために飼育します。そのため、雌雄を見分けることが非常に重要な仕事になります。
これを見分けることに失敗すると鳥の商品価値を落としてしまい損失を出すからです。1時間当たり1000羽という非常なスピードを要求されまた正確でなければなりません。国家資格です。受験資格は満25歳以下、健康で視力が1.0以上であること、高校卒業程度の学力がある事です。まず養成所に入所しなければなりません。
入所試験がありますが筆記試験の難易度それほど高くなく、面接に重点を置かれるそうです。この養成期間中に全国の孵化場に派遣されて研修するのですが、この研修が相当厳しくここで挫折する人は結構多いようです。この研修を経て、高等鑑別師考査に合格すると初生ひな鑑別士となります。45分間に500羽鑑別して495羽正解で合格です。
高校卒業で18歳、それから2年間養成所で20歳ですから、最多でも5回しか受験機会はありません。こう考えると早い時期からも目標を持って取り組まなければなりません。適性がなければできる仕事でもなさそうです。例年10人程度が養成所に入所するそうです。
年収は500~600万円程度で自営業となります。認知度は少ないですが収入は多いのです。ただし、日本では仕事が少なくフランスやイタリアへの出張または居住が条件になるそうです。仕事のあっせんは畜産技術協会がしてくれます。